駐在妻ヒエラルキーって本当にあるの? 【現役駐妻が答えます】

lunch 駐在妻

未来の駐在妻
夫の海外赴任が決まって、私もいよいよ駐妻に。
ネットで駐在妻って検索すると…

ストレス?うつ?嫌い?

駐在妻ヒエラルキーって何ですか!?
ネガティブな言葉しか出て来ないから不安でたまらない…

 

海外赴任する駐在員の夫に連れ添い、

海外での夫の生活をサポートする、“駐在妻”。

旦那の給料で、お気楽に海外生活ですか?

優雅なもんですねぇ?

なんて、嫉妬も交えて揶揄されることもしばしば?

 

駐妻といったら、高級ランチに、海外旅行気分で洋服やら靴やらショッピングし放題。

ヨガにピラティス、かたちだけの英会話教室にお料理教室。お稽古ごとに大忙し?

 

こんなイメージ、まだあるんでしょうか?

 

このブログでは、私が現役・駐在妻として、「うわさの駐在妻ヒエラルキーって実際のところ、どうなの?」という疑問に、本音でお答えします。

 

本記事がおすすめな人

これから駐在妻になるのが不安な人

駐在妻のリアルな本音を知りたい人

駐在妻ってどんな感じなん?ちょっとネタに楽しみたい人

 

最初に私のスタンスですが。

駐在妻、そんなに悪いもんじゃないよ〜って思って日々過ごしています。

 

なのでこのブログでは、

駐妻を明るく楽しく乗り切るためのマインドについても触れていきますね。

ご興味のある皆さんは、ぜひ最後までおつきあいください。

マー子
オーストラリア・ブリスベンで

駐妻歴6ヶ月のマー子が、

自分の体験談から駐妻ヒエラルキーにまつわるリアルな本音、語ります

セレブランチ会に恐怖の駐妻ヒエラルキーの実態【ここが違った】

私がオーストラリアに来る前にイメージしていた、駐在妻といえば…

界隈の駐妻たちが集まってセレブ気取りのランチ会が開催されるらしい?

しかも、夫の会社での役職によって、カースト制ばりのヒエラルキーが!?

 

これ、ウソでした。

そんな恐ろしいランチ会とか、なかったです。

 

もちろん、先輩駐妻さんとランチは出かけましたよ。

ですが、普通のカフェでハンバーガー食べたりとか、庶民のランチです。

 

もちろんヒエラルキーとか、そんなもん感じることもなく、

新しい友だちが出来てよかったな〜はい、そんなものです。

 

夫の会社での役職により、妻同士での立ち位置も決まる。

いわば、駐妻ヒエラルキー!

 

女版・リアル白い巨塔の世界。リアル大奥!

って、そんなのも、もちろんなかった…

 

安心しました?あ、ちょっとつまらない?

私の環境にも理由がいくつかありそうなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

駐妻ヒエラルキーが生まれやすい環境

私が周りの駐妻さんたちに聞き込みしてみたところ、こんな感じです。

  1. 銀行や医者だと古い体質が残っているところもある
  2. 大都市で日本人の多い地域だと、日本人会がある
  3. こどもがいると、ママ友としてコミュニティもできやすい

 

幸運なことに、私はこのすべてに該当していませんでした。

そのため、恐ろしい!?駐在員ヒエラルキーから逃れることができたようです。

 

あくまでマー子の感想です。

ご主人が銀行員やお医者さまでも、ヒエラルキーに属さずに生活しているひともいらっしゃることでしょう。

夫の会社がメーカーだと、タテ社会ゆるめ?

 

1、銀行や医者だと古い体質が残っているところもある

どうやらうわさのヒエラルキー化しやすいのは、銀行・医者・商社の奥さまがたらしい。

ですが私の夫は、メーカー勤務。ということで、知り合った奥さまにそのような雰囲気はみじんも感じられず。

 

そういえば駐在前に夫の会社が主催してくれた、“駐在奥さまセミナー”なるものに参加したのですが、

どの奥さまも朗らかでカジュアルな雰囲気。凡人の私でも非常になじみやすくて、とってもフレンドリーなかたばかりでした。

 

駐妻の皆さん、うわさの駐妻ヒエラルキーとやら。この真相はいかにでしょうか。

今後も検証を続けていきたいと思います。

赴任地の日本人が少ないと、とうぜん日本人会などない

2、大都市で日本人の多い地域だと、日本人会がある

 

私たち夫婦がいま滞在しているのは、オーストラリアのブリスベンという街です。

オーストラリアの中では、シドニー、メルボルンに次ぐ第3の都市でもあるブリスベン。

ですが、街を歩いていても日本人らしき人とすれ違うことはめったにありません。

 

そもそも滞在している日本人が少なければ、駐在員ひいてはその妻の人数も知れたもの。

 

実際、私の夫の会社には、夫を入れて2人の駐在員しか在籍しておらず、

よって私ともうひとりの奥さましかブリスベンにはいないわけです。

 

その奥さまとは大変よくしていただいていて、赴任当初に声をかけてもらい何度かランチも行っています。慣れない海外生活をはじめるにあたって、とても心強い存在になりました。

 

日本人が少ないがゆえに、手に入る情報も少なかったり、友だちを作れる人数も限られます。

私はそこは、語学学校に通うことによって狭くなる交友関係をカバーしました。

子どもがいると、また状況が違ってくる

3、こどもがいると、ママ友としてコミュニティもできやすい

 

私たち夫婦には子どもがいません。欲しいんですけどね、今のところ。

 

ブリスベンにも、奥さま会ならぬママ友会のグループはあるようです。

駐在妻は少ないので、オーストラリア人の旦那さんをもつ永住組の方が多いようです。

 

ちなみに駐妻友だちによると、この永住組は友人として助かる部分もあるが、

立場がまったく異なるため、わかりあえないことも多いそう…

ま!よいところだけ、お互いに吸収しあいたいものですね。

まとめ;駐妻ランチ会の洗礼など、なかった!【個人の感想です】

記事の内容をまとめてみます。

  • 【ここが違った①】駐妻のセレブランチ、なかった!
  • 【ここが違った②】恐怖の駐妻ヒエラルキー、なかった!
  • メーカー勤務の夫だとタテ社会がゆるめ
  • そもそも、赴任地に住んでいる日本人が少なかった
  • 子どもがいると、ママ友のコミュニティはある
  • あくまで、個人差がありますが、うわさは大げさなことも

 

駐在するご主人の会社の規模や社風、滞在する国やその都市にいる駐在員の数などによって大きく変わってくるのが、駐妻をとりまく現状です。

 

ネットに出回る情報に、右往左往するのは損というもの。

まぁ、私が一番こちらで生活するまでは、ネットの情報にまんまと踊らされまくり、怯えていたわけなんですが。

 

え、意外と普通の日常過ぎて、面白くない?

いいんです。平和が一番です。

 

ストレスの原因のもとのNo.1といったら、人間関係ですからね。

 

人間関係。ないならないで、今度はそれゆえの“孤独”というものもつきまとうわけですが、それはまたの機会に。

今回は以上です。

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